築30年の建物を再生活用 古伊万里酒造

外観 

古伊万里酒造 オフィス・店舗改装です。

創業から百一年目を迎えた 古伊万里酒造 築30年の母屋に、事務所と店舗が併設してあります。

今回のテーマは『呉服 土蔵 貝合わせ』

酒造を営む以前は呉服屋さんであった古伊万里酒造 前田家。更にさかのぼると加賀百万石 前田利家公 をご先祖様にもつ 前田家。雅で格式ある 有田陶磁器や着物や塗り物 さらには 貝合わせなどなどを所有してあります。その、品々をディスプレイで使用させていただくことが決まっておりましたし、古伊万里の清酒はとても華やかなレッテルですので、建物自体はシンプルな内装に なるよう デザインしました。

大黒柱は、別の古民家に使用してあった古材の柱です。とてもドッシリとした存在感で空間を引き締めてくれました。

数年前に新開発された 古伊万里カップ 磁器のカップにお酒が入ったワンカップ『NOMANNE ノマンネ』物置に大切に保管してあった御婆ちゃんの箪笥を展示棚として再利用しました。

大黒柱の上に見える 振り子時計は止まっています。百一年目に誕生した長男さんの生誕した時間に針を合わせています。5代目蔵元に就任されたとき大きな意味を感じられると思います。

伊万里の中心地に、昔住んであった土蔵作りの家があります。その室内に使ってあった欄間を外し、店舗に再使用させていただきました。欄間には、かつて古伊万里の陶磁器輸出などで賑わっていた伊万里湾を思わせる海と帆掛け舟が彫ってあります。とても、優雅な欄間です。古伊万里酒造のお酒達と良く合います。

赤煉瓦と鬼瓦。

現在の古伊万里酒造酒蔵は30年前に道路拡張により移転されています。当時の古い酒造蔵が解体されるとき大切に鬼瓦を保存されていました。

貝合わせギャラリー

欅の火鉢。昔から使われてきた古い椅子。欄間。貝合わせと塗り物が飾ってあります。
以前の姿を残しつつ、昔からある良いもの(想い深きもの)を活かす。

ゆっくり と この場所で清酒 古伊万里 と 地酒専門店酒 前(さき) を愉しみたい。古材が 活きた空間となりました。

リニューアル前
事務所兼売店 改装前2
古伊万里酒造 室内 改装前2008.5
古伊万里酒造 室内 改装前2008.5-2
古伊万里酒造 室内改装前2008.5-3

リニューアル後
大黒柱
古伊万里酒造 応接室jpg
古伊万里酒造-4
事務所兼売店 改装後-内装2
玄関
アクセス