再生した蔵の観音扉に鏝絵制作 I邸 

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I邸 鏝絵工事「老松と鷹」「滝と波しぶき」

鏝絵 原画デザイン、扉下絵、制作助言    
この現場の鏝絵は 観音開きの左右扉をそれぞれ違う職人さんが描くのが特徴です。 左扉は、自身の鏝絵ギャラリーなどを持ち多くの作品を残しているベテラン左官。 ※代表作:天吹酒造(佐賀県)の風神蔵などhttp://www.amabuki.co.jp/whatsnew/new.html 右扉は、親方の甥っ子左官が担当。初めての作品となる。

下絵を基準に漆喰で肉付けをします。 右の扉には鏝絵初心者の職人さん※この現場で鏝絵を描くことを許してもらえるか、親方の試験がありました。鏝板サイズに鷹の鏝絵を描いて見ていただいた所、「これならよかろう。」とお許しが出ました。   左の扉は、自前の鏝絵ギャラリーをお持ちなくらい鏝絵を作り続けてきたベテラン左官さん。    現場で親方が管理指導されています。

左扉担当のベテラン左官さんに、色の調合を教えていただきながら進めていきました。惜しみなく教えてくださる職人さんに感謝しながら丁寧に仕事をしていきました。

松を色漆喰で鏝で付けた後は、鷹に色漆喰を入れました。立体的に見えるように、羽の生え際に合わせて、何度も色粉の調合を変えて羽一枚一枚の色の濃淡をつけました。 肉付けをした物を削りとるのではなく、羽一枚ずつ鏝で付けていきました。難しいのは、それを鏝でなで上げなければいけないところでした。  器用な左官さんなので見事に仕上げてくれました。 ねっちりした仕事をねをあげずにやり通してくれました。

冬が過ぎるのを待った土蔵の蔵。 春が来て壁の寒割れの心配がなくなったので、 観音開きの扉に鏝絵を描きはじめたのは4月10日位。そこから約20日ほどで完成しました。  鏝絵とはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%A6%E7%B5%B5 日本で発展した漆喰 を用いて作られるレリーフ のことである。左官 職人 がこて で仕上げていくことから名がついた。こて絵は、左官が壁を塗るこてで絵を描いたもので、漆喰装飾の一技法。古くは高松古墳、法隆寺の金堂の壁画にあり歴史は古い。また天平年間の立体塑にも見られる。 木で心柱を作り、その外側に荒土や白土にすさ糊を混ぜた材料で作るのがこて絵の源流。 漆喰は、貝殻と木炭を重ねて焼いた灰で作る。 この現場の鏝絵は 観音開きの左右扉をそれぞれ違う職人さんが描くのが特徴です。 左扉は、自身の鏝絵ギャラリーなどを持ち多くの作品を残しているベテラン左官。 ※代表作:天吹酒造(佐賀県)の風神蔵などhttp://www.amabuki.co.jp/whatsnew/new.html 右扉は、親方の甥っ子左官が担当。初めての作品となる。

リニューアル前
鏝絵5
鏝絵6

リニューアル後
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鏝絵3
鏝絵2
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鏝絵